語彙力(単語・熟語)強化  − 私は、上の段から順番に2年間で消化しました。
                      もちろん、定期的に復習はしています。

 DUO 3.0 (アイシーピー)

今や東大合格者のほとんどが使っているといわれています。
560の短い例文の中に、1600の単語と1000の熟語を詰め込んだものです。
英語偏差値60台の人でも知らない単語がけっこう含まれているので、効率的に覚えることで飛躍的に実力がつきます。英語偏差値が60に満たない人は姉妹品のDUO select (アイシーピー)を1クッション入れた後にやるとやりやすいと思います。
 本書を一通りやった後に模試を受けると、知らない単語が少なくなって英文が読みやすくなっていることに驚きました。
 それから、勉強法の項に書いてある通り、本書には絶対に復習用CDを併用すべきです。約1時間で、全ての例文を確認できるので、毎日一回通して聴くだけでも、記憶に定着します。



・この本との出会い

 私がこの本の存在を知ったのは、2004年の夏ごろでした。

それまでの私は、英語に変な自信を持っている割には、どう勉強してよいかわかっていませんでした。模試の英語の成績は偏差値60を前後していました。
 そして、単語・熟語などの語彙力については、「どうせ、覚えても覚えても知らない単語は出てくるのだから、やっても無駄じゃないか。大変だし。」とかなり軽視していました。
それよりも、文の中から推測する力をつけるべきだと考えていました。
今思えば、すでに高校時代にやっていた「ターゲット1900」での勉強で、相当苦労した思いがあって、単語だけの勉強をやりたくなかっただけだと思います。

 しかし、勉強法を模索していたときに、ある掲示板サイトの英語の勉強法のところで、効率のよい語彙力の増やし方が書かれていました。

 そこでは、このサイトに書かれているような「例文、CDを使うことで、短期間で語彙力をアップさせる方法」がDUOを例に挙げて書かれていました。

 私は、非常に刺激をうけ、さっそくDUOを買い、勉強を始めてみました。9月中旬のことでした。
 勉強のペースがつかめてきて、慣れてくると、車の中で復習するのも日課となり、どんどん先に進んでいく自分を感じて、少し楽しくさえなりました。
 そうこうしているうちに、1冊を一通り終わらせたのが11月の中旬頃でした。
 その頃には、すでに、模試などでDUOで勉強した語句がかなりでてきていたので、実力の向上を実感できていました。実際に、この頃受けた模試での英語の偏差値は70前後になっていました。

  
 ALL IN ONE second edition

 上記のDUOと同じ作りで、1つの例文に多くの単語、熟語を詰め込むだけでなく、1つのセクションごとに構文のテーマがあり、英文法の勉強にもなります。
 私はDUOを一通りやって理解度が80%ぐらいの時期に、この本をやりました。DUOに載っていない単語、熟語も多くみられ、新たな単語を効率的に覚えれるのと同時にDUOででてきた単語の復習にもなりました。
 例文についての復習用CDのスピードが少し速いと思うかもしれませんが、ある程度リスニングを勉強してきた人には問題ないと思います。それどころかさらにリスニング力が付くのは間違いないので、他の単語集1冊だけしかやっていない人に総合的に差をつけることができます。


ALL IN ONE ホームページ - 立ち読み、例文の試聴ができます。 


・この本との出合い

 DUOが一通り終わりそうな時期に、DUOと同じような、1つの例文にいくつもの単語・熟語があるようなものを探していました。
 そこでこの本の存在を知りました。コンセプトはDUOと全く同じものでした。そして中身を見てみると、DUOに載っている語句も結構ありました。でも、逆に「DUOの復習もできて定着するかも」と思いました。
 そして、購入を決定づけたのは、付属CDの音声を聞いてからでした。これは、ALL IN ONE ホームページで視聴ができるのですが、ネイティブスピードで速い!このときも逆に「リスニングの勉強にもなるぞ」と思い、購入を決めました。
 そして勉強を始めたわけですが、勉強済みの語句も多かったので、サクサク進みました。もちろん初めての語句も多かったです。そして、やはりこれでリスニング力も上がったと思っています。
 結局、当初、センター試験までは間に合わないと思っていましたが、センターの3日前に、一通り終わらせることができました。
 センター当日も、試験前にCDを通しで聞いて臨みました。


  
 英単語・熟語ダイアローグ1800

 アメリカでの生活でよくあるトピック(日常生活、慣習・制度、娯楽・レジャー、健康・医療、環境問題、ビジネス、科学技術、政治、法律、社会問題)について対話形式で読み進めながら同時に語彙力を強化できるとっつきやすい一冊です。
 登場人物6人によって繰り広げられる対話集で、内容も飽きにくく、語彙力だけでなく、読解力、リスニング力まで身に付きます。
文章における文法、構文については解説がないため、文法力がない人にはちょっとしんどいと思いますが、一通り文法について学んだ人は十分理解できる内容です。
 もちろん、付属CD(3枚)を活用することによって定着率が上がることはいうまでもありませんし、この教材にはさらに「英単語・熟語ダイアローグ1800えいご漬け (CD-ROM)」というソフトも別売りしており、ディクテーションの練習に効果的となっています。
  

 データベース5500合格英単語・熟語

 桐原書店の受験生用単語・熟語集で、姉妹品として、DB3000、DB4500とありますが、これはその単語レベルがタイトルの通り5500語レベルと、難しい設定となっています。
 難関大・医学部志望者はこのくらいのレベルぐらいまで語彙力があった方が安心かもしれません。
 内容は、いろいろなジャンルで特有の単語がまとまって学習でき、見出しの単語1つ1つに例文が載せてあり、付属のCDでは例文の音声が収録されています(熟語の部分は音声なし)。
 ただ、例文が大学入試問題からの引用が多いので、全体としてイメージしにくい難解な例文が多いです。でも逆に言うと、入試での英語長文読解の対策にもなるといえます。
私は、一日見開き3ページペースで、単語の部分だけを復習とかしながら、この夏の1ヶ月で一通り学習し終わりました。個人的にはガツガツ進めることができるタイプの英単語集です。
文法力(構文)強化  − お薦めの参考書と問題集を紹介します。
                      

 総合英語Forest

 文法用参考書の中では個人的に最もまとまった良書だと思います。
 全国の高校でも強制的に買っているところも多いようで、多くの人に使用されて、高い評価を受けています。
 内容がわかりやすく、すぐに読めてしまう一冊です。
文法力に穴がある人はその単元だけ重点的にやるもよし、文法の問題集をこなすうえでの辞書としても、非常に有効です。


アマゾンのカスタマーレビュー

 頻出英文法・語法問題1000


大学受験での文法関連の問題集は、これ一冊で事足りるでしょう。そのくらい充実した内容で、文法力を完成させたい人にもおすすめです。
 問題数は、1000+200(復習)と、全てのパターンを網羅しているといえます。

この問題集については、アマゾンのカスタマーレビューも参考にしてみてください。


勉強の進め方がわからなかったら、文法の勉強法を参考にしてみてください。

NextStage英文法・語法問題

 文法用問題集として、こちらもかなり有名で、全国の高校でもよく使われている問題集です。
この一冊で英語の文法・構文だけでなく、単語、熟語、会話、発音など、英語の基本となる事項を総ざらいできることが、特徴となっています。



アマゾンのカスタマーレビュー
リスニング力強化  − リスニング力をつけるのに有効なシャドーイング・ディクテーションを練習する参考書と問題集を紹介します。

確実に英語力が上がるシャドーイング&ディクテーション

 本サイトでも書いていますが、リスニング力(ヒアリング力)を上げるために、シャドーイングやディクテーションは非常に効果的です。
 本書は、このシャドゥイングとディクテーションに特化した一冊です。
 聞き取りのポイントとなっている部分が穴埋めになっていて、付属CDを聞いて埋めていくことでディクテーション能力を鍛えます。もちろん、全文を書き取っても力はつきます。
 文章自体はやさしく、高校生に十分理解できる文からなっています。

例:The box I sent contains those books.
  While we were sitting in the outfield, the ball hit you on the head.
  ''What's up?" "Hanging in there."
  など(赤字部分がカッコとなって穴埋め)

この本の目次
 
その他の英語参考書・問題集まとめ(レベル早見表)

英語勉強法 - これらの教材を使った英語の効率的な勉強法


                
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